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by 1092tatsu
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~香港編~一日目

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香港。。

それはそれは恐ろしかった。

海外旅行の恐ろしさを思い知った。

初日から「家に帰りたい」と思わせてくれた。

僕は誓った。

二度と「アノ場所」には近づかまいと・・・


話は香港到着から始まる。

飛行機の関係で、ヨーロッパ前に香港に一泊することになった僕達は、
当然の如く、初日の宿も決めていなかった。
しかも最悪なことに、香港市内に出た時既に午後4時。
しかし、海外初体験の僕以外の3人は特にテンション高かった。
そう、これから起こる惨事を知る由もなく・・・

早速、安宿探しを始めた僕達は、日本に居る時に調べておいた、
チョンキンマンションという名の
マンションの各フロアにそれぞれ管理人の違うゲストハウスという名の
安宿が押し込まれている、まるで「混沌」という言葉を
そのままマンションで表したかの様な、多国籍の人種が入り乱れる、
魔の空間に足を踏み入れた。
(実は観光名所になってます。そこに泊まる日本人は僕らぐらいやけど。笑)
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そこで、オレは、テンションを今までの人生で経験したことのないぐらいの
どん底に突き落としてくれた方と出会う。出くわしたのだ。

マンションに一歩入るや否や、
その中国人の男は変な英語でオレ達に近づいてきた。
「お前達、日本人か?部屋はあるのか?ついて来い。オレも部屋持ってるから。」
そんな感じの英語を話してきた。
そこのシステムも勝手も分からないオレ達は、まんまとそいつについて行った。
きっと、
日本で、小学生が車に乗った知らない大人から、

「お菓子あげるから、ちょっと車に乗って」

って言われて、はいはいと乗るぐらいの危険度だ。

そこから先は、思い出すだけで、その中国人を本気で殴りたく怒りたくなるので、
省略するが、

エレベーターで13階まで連れていかれ、

周りに誰も味方のいないその魔の13階で、

友達の一人がキレられ、こっちも半ギレで、

オレは一人でどこか別室に連れていかれそうになり、

その中国人から逃げている途中、仲間2人とはぐれ、

友達の一人はオレらが「捕まって、ボコボコにされてる」とマジで心配で半泣きになり・・・

ま、

そんな成り行きの果て、辿り着いた香港での我が家は、

結局同じマンションのインディアの兄ちゃんのゲストハウスでしたけど!笑

夜の墓地を一人歩きするぐらい最初はビクビクしていたけど、

そこの兄ちゃん達はイイ人で(ってか、あの中国人が最悪過ぎたんだけど)、

結局そこに泊まることになったのです。

その時、僕は、ひとつ自分に言い聞かせたのです。

「黒人の方はイイ人が多い気がする(頼むから、そうであってくれ)」と。。。


そんなこんなで、

僕達の第一夜は更けていく・・・


ちなみに僕はといえば、

シャワーは冷水か熱湯のどちらかしか出ない、

カーテンの破れた部屋のベッドの上に横たわり、

iPodを握り締め、

ドアの向こう側から聞こえる足跡や、

「おい、そろそろこの部屋の日本人を脅して、金取るか?」

と言っているかのような話声を掻き消すかの様に、

音楽を大音量で流しながらの眠りについたのでした。

おとんとおかんに、

今まで育ててくれたことに感謝しながら。

そして、

先立つ息子を許せ・・と真剣に想いながら・・・


続く。
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by 1092tatsu | 2006-03-19 01:50 | ヨーロッパ野郎4人旅